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2024年11月24日
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Wacken Open Air 三日目4 [Carcass]
2008年09月16日
さすがにKen Owenが病気で出れないためにDaniel Erlandsson(Arch Enemy)がドラムを叩いているけれど、
かなりの安定感でCarcassのステージが始まった。
最初からそこらじゅうでサーフする連中はいるわ、同じ奴が帰ってきたらまた飛んでいくわ。
セットリストも最高だったけれど、その途中にふとステージの袖を見てみると
ステージ横に掛かっているWackenの垂れ幕(結構薄っぺらい)越しに見たことのあるメガネの…
Ken Owenが舞台袖に待機してドラムスティックでリズムとってた。
まさか1曲でも叩きに来るのかと期待しながら頭をふっていると、予想外の出来事がさりげなく起こっていた。
5曲目ぐらいに始まったIncarnated Solvent Abuseのイントロが終わると同時に、舞台袖から白いCarcassのTシャツを着たAngela Gossowが登場。
ステージ上の5人のうち3人がArch Enemy在籍という状態になってしまった。
AngelaとJeff WalkerのツインVoはたまらん。最高すぎるステージだった。
ただ、定番化したら逆にがっかりするのでそれは勘弁してほしいけれど。
さらにKen Owenが登場してドラムソロを、ゆっくりとは言えしっかりと披露して大盛り上がり。
さすがに曲は叩けないようだったのが残念だけれど、ええもん見せてもらいました。
セットも終盤になって、Heartworkが始まったとたんにそこらじゅうサーフ大会状態になったので
ここは行かねばなるまいと隣の麦藁帽のにーちゃんに上げてもらった。
相変わらずWackenでのサーフは最高の気分で天国を感じられる。
だけど地獄がそこに待っていた。
思いっきりでかいストームピットに向けて運ばれる俺。
当然運んでくれる人たちはそんなもんに気づいちゃいない。
けれど、うれしいことにこのままではストームに落ちると言うその寸前、危なさに気づいた誰かがしっかりと俺の脚をつかんでくれて
顔面からストームピットに急落下。
しかも脚がもたれていたお陰で海老反りで落下。
急に落ちてきた輩にしっかりと対応してくれたストームピットの人たちが、すぐに俺をもう一度上に上げてくれたのは本当に機敏な反応で、しかもストームをやめてくれたのはありがたいけれど
顔面から腰まで激痛に襲われて声も出ない状態だったので、とにかく降ろしてくれとジェスチャーをするが
見事に軽々と上に上げられてすぐ目の前の最前列まで運ばれていった。
スタッフのおっちゃんたちも俺が落ちたのに気づいたのか、顔面が土と血で汚れているので状況を察したのか
2人掛かりで救出してくれてなんとか事なきを得たけれど歩くだけでかなりしんどい。
スタッフに「Are you OK?」と聞いてもらったが、英語に反応するほどの余裕が無い状態だったので手でOKサインを作って腰のひん曲がったじーさん状態でなんとか外まで歩いていった。
そこまで歩いた辺りでは多少痛みも引いていて、腰はしばらくやばそうだけれども本気でやばいのは左肩と顔面の血だということが分かってきたので、動けるようになるまで腰の痛みを落ち着かせようと思ってCarcassのステージを落ち着いたあたりでまたみていた。
セットも終盤に差し掛かってきた頃、とにかく顔の土を洗い流そうと水を買いに行こうとしたその時。
俺の背後にいたおっちゃんが俺を引きとめた。
「ちょっとまってくれ。お前のTシャツの後ろをもう少しよく見たいんだ」
その日俺が着ていた、LOUDPARK 06のTシャツのラインナップが気になったらしい。
SLAYERがなぜかクレジットされてないんだけどな…あのTシャツ。
おっちゃんの勢いにそのままもう一度ステージの方に向き直って腰と肩の痛みと戦いながらしばらく待っていると、ようやくおっちゃんが友人とLOUDPARK06のラインナップについての話を終えたらしい。
「Thank you. and You be careful!!」
…おっちゃん、気づいてたんかい。
かなりの安定感でCarcassのステージが始まった。
最初からそこらじゅうでサーフする連中はいるわ、同じ奴が帰ってきたらまた飛んでいくわ。
セットリストも最高だったけれど、その途中にふとステージの袖を見てみると
ステージ横に掛かっているWackenの垂れ幕(結構薄っぺらい)越しに見たことのあるメガネの…
Ken Owenが舞台袖に待機してドラムスティックでリズムとってた。
まさか1曲でも叩きに来るのかと期待しながら頭をふっていると、予想外の出来事がさりげなく起こっていた。
5曲目ぐらいに始まったIncarnated Solvent Abuseのイントロが終わると同時に、舞台袖から白いCarcassのTシャツを着たAngela Gossowが登場。
ステージ上の5人のうち3人がArch Enemy在籍という状態になってしまった。
AngelaとJeff WalkerのツインVoはたまらん。最高すぎるステージだった。
ただ、定番化したら逆にがっかりするのでそれは勘弁してほしいけれど。
さらにKen Owenが登場してドラムソロを、ゆっくりとは言えしっかりと披露して大盛り上がり。
さすがに曲は叩けないようだったのが残念だけれど、ええもん見せてもらいました。
セットも終盤になって、Heartworkが始まったとたんにそこらじゅうサーフ大会状態になったので
ここは行かねばなるまいと隣の麦藁帽のにーちゃんに上げてもらった。
相変わらずWackenでのサーフは最高の気分で天国を感じられる。
だけど地獄がそこに待っていた。
思いっきりでかいストームピットに向けて運ばれる俺。
当然運んでくれる人たちはそんなもんに気づいちゃいない。
けれど、うれしいことにこのままではストームに落ちると言うその寸前、危なさに気づいた誰かがしっかりと俺の脚をつかんでくれて
顔面からストームピットに急落下。
しかも脚がもたれていたお陰で海老反りで落下。
急に落ちてきた輩にしっかりと対応してくれたストームピットの人たちが、すぐに俺をもう一度上に上げてくれたのは本当に機敏な反応で、しかもストームをやめてくれたのはありがたいけれど
顔面から腰まで激痛に襲われて声も出ない状態だったので、とにかく降ろしてくれとジェスチャーをするが
見事に軽々と上に上げられてすぐ目の前の最前列まで運ばれていった。
スタッフのおっちゃんたちも俺が落ちたのに気づいたのか、顔面が土と血で汚れているので状況を察したのか
2人掛かりで救出してくれてなんとか事なきを得たけれど歩くだけでかなりしんどい。
スタッフに「Are you OK?」と聞いてもらったが、英語に反応するほどの余裕が無い状態だったので手でOKサインを作って腰のひん曲がったじーさん状態でなんとか外まで歩いていった。
そこまで歩いた辺りでは多少痛みも引いていて、腰はしばらくやばそうだけれども本気でやばいのは左肩と顔面の血だということが分かってきたので、動けるようになるまで腰の痛みを落ち着かせようと思ってCarcassのステージを落ち着いたあたりでまたみていた。
セットも終盤に差し掛かってきた頃、とにかく顔の土を洗い流そうと水を買いに行こうとしたその時。
俺の背後にいたおっちゃんが俺を引きとめた。
「ちょっとまってくれ。お前のTシャツの後ろをもう少しよく見たいんだ」
その日俺が着ていた、LOUDPARK 06のTシャツのラインナップが気になったらしい。
SLAYERがなぜかクレジットされてないんだけどな…あのTシャツ。
おっちゃんの勢いにそのままもう一度ステージの方に向き直って腰と肩の痛みと戦いながらしばらく待っていると、ようやくおっちゃんが友人とLOUDPARK06のラインナップについての話を終えたらしい。
「Thank you. and You be careful!!」
…おっちゃん、気づいてたんかい。
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