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2024年05月19日
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Wacken Open Air 2008 祭り後

2008年10月22日
LORDIのステージが終わって、W:O:Aがついに終わってしまった。
残念だとか物足りないというよりも、また来年絶対に来るぞという意気込みがまず最初に来たのだから
やっぱりこの3日は「充実」なんていう言葉で言い表せないほどすばらしい時間だった。
そんな余韻に浸りたかったけれど、当初の予定を大きく繰り上げて4時のバスでハンブルク空港へと向かわなければいけないのでWackenの空気を堪能しながら少し急いでテントへ戻っていった。
テント近くにあるいつも軽々と越えていた「元」空掘を飛び越えようとしたその時
色々とその堀は混ざっている上に、ずっと降っていた小雨の影響で対岸の土が崩れてしまった。

当然、右足のひざの辺りまで泥に埋まる。

周りの連中はそれを見て盛り上がりながら、やっぱり少し同情してくれていた。
だけど手を貸してくれないのは、やっぱり堀の中身は触りたくないんだろう orz


一度テントまで戻って、すぐに戻る旨を伝えたらとんぼ返りでマーチャンへ行って靴とズボンを調達することにした。
七分長のW:O:Aパンツ(Lサイズ)がたまたま残っていたので買ったけれど…
ポケットに手突っ込んで引っ張り続けてなんとか落ちない程度のジャンボサイズ。
靴は長靴(雨の時にはくような、ゴム長)があったけれど、マーチャンのおっさんが気を利かせて
「誰のかわかんねーけどこの靴やるよ」と言ってでっかい靴をプレゼントしてくれた。
おっさんありがとう。でもでかいわ。

そのまま降っている小雨の中を必死でテントまで戻ると、今調達したものに手早く着替えて
さらに汚れたブツはその場に捨て置いて、asaiさんとしぶさんに別れを告げてからひよ子さんと一緒にバス乗り場へ向かった。
帰国後にasaiさんに聞いた話では、「しんどー殺害現場」のように服と靴が脱ぎ捨ててあったらしい


雨の中をモソモソとバス乗り場へ移動すると、何台もバスが止まっていたのだけれど、自分が乗るべきバスがわからない。
ひよ子さんが色々と誘導の係員に聞きまわっていたが、片言同士で頑張っているために埒が明かない。
気がつけば4時をとうに過ぎていたので、最悪数ユーロを払ってItzehoe行きのバスに乗せてもらおうかと思いながら、雨の中をとぼとぼと歩いていた時に
最後に聞いたバスが、予約していたバス会社のハンブルク空港行き(ただし5時発)だった。
「金払うから乗せてくれ」と交渉したところ、「金はもう払ってくれてるだろ?乗っていけ」と男前なおっさんの発言で無事にバスに乗り込むことができた。

バスの中で1時間ほど仮眠を取ってハンブルクの空港に到着。
早朝な上にデカすぎる服、さらに少し前まで降っていただろう雨のお陰で寒かった。
このあたりはさすがに夏と言っても寒いらしい。白人の寒さ耐性はすげえわ。

Wacken帰りの黒い連中がそこかしこで寝ているのを横目に、ターミナル内で荷物を預かってもらえる場所があったので、翌日の飛行機で帰る俺はそこに荷物を預かってもらってから、ひよ子さんと一緒にハンブルクの市街地まで出かけていった。
今考えればよくそんな体力があったもんだ。

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