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2024年11月24日
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Wacken 2009 出発編 #1

2009年08月05日
昨年と同じく初日の前日にあたる7/29に
また今年もWackenへ向かう日を迎えた。

去年とは出発地が違うので、まずは神戸空港へ行く。
三宮駅から神戸空港へ向かう 神戸空港 神戸空港から関空へ向かう

神戸空港から関空への船が出ているので、今年はこれを利用することにしたので、飛行機に乗る前に空港から船に乗るという変なルートでの出発になった。

この船は三宮からのポートライナーの切符とセットになって片道1500円。
船の発着時間にうまくあわせれば、三宮から1時間強で関空まで到着できるので
それよりも時間が多少かかるリムジンバスと比べて少し安い上に、なにより道路の渋滞よりは海のシケの方がリスクが低いことが強みかと。
どうせ海がやばかったら関空の連絡橋も飛行機そのものもやばいんだろうし…
出発前
今回利用するフィンエアーの機体
関空に到着したのが午前9時頃。すぐにチェックインから出国手続きまでを済ませてからロビーへ行く。
なかなかメタラーはいないもんだと思いながら辺りを見ていると、今回こちら2人と同行で去年も一緒にテントを張っていたひよ子さんが合流。
一見メタラーっぽくない服装なのに、カートに蛸殴総本山のステッカーを貼っている辺りが流石だ。

さらに、去年の準備段階で参考にさせてもらっていたCastle of PaganのKohさん達を発見。
前回では関空でasaiさん以外にメタラーっぽいのおらんかったのに、今回は多いもんです。しかも全員同じ便だというのがすばらしい。


11時に定刻通り飛行機が出発。フィンランドのヘルシンキ空港までは10時間弱のフライトになるので
1時間程度の差とは言え他のヨーロッパ諸国に行くよりは短い時間で到着できるけれど、
去年のKLMがアムステルダムまで11時間、アムステルダムからハンブルクが1時間だったのに対し
フィンエアーはヘルシンキまで10時間、ヘルシンキからハンブルクが2時間なので合計はほぼ変わらず…
それでも乗り継ぎの時間がうまく設定されているので、去年のように空港でドラクエをする時間が無いのが救いだった。
ビール 機内食#1 チキン 機内食#2

機内サービスのビールはAsahiのスーパードライとフィンランドのビールが選べる。フィンランドビールは意外と普通だった。
最初の機内食は牛肉と鶏肉を選べたので鶏肉をチョイス。
バターライスが少しギトギトだったのと、そばが劇的にまずかったことがネックだけれども、まあまあ普通の機内食。
到着前の機内食は選択肢無しで、量はまあまあ。味もまあまあ。ズッキーニがやたらと多い。

機内サービスは全体的に少なめ。全く足りないというほどでもなかったけれども回数が少ないし、映画などのコンテンツも量が少ない。
IMG_0767.jpg
しかも無駄に命令される
 
小腹がすいても何ももらえないのはかなりしんどいので軽いお菓子ぐらいは必要かもしれない。
途中で無性にカップヌードルが食いたくなったけれど、持って行ったところで湯はもらえんやろうなあ…

この機内で、ちょうど隣に座っていたスウェーデン人の兄ちゃんがなかなか格好いい奴で
俺が着ていたSabatonのTシャツに反応して「日本にSabatonを知っている人がいるなんて思わなかった」と喜んでくれた。
「一人だけでもSabaton好きがいるとは~」と感激していたが、少なくとも同じ飛行機に5人ぐらいSabaton好きがいたような…


なんだかんだでヘルシンキに到着。今回もシェンゲン協定の加盟国なので入国審査はここだけになる。
相方が先に入国審査を受けたけれど、そこまで突っ込まれたことは聴かれずにあっさりとパス。
どうやらひよ子さんは目の前の人が連れ去られていったらしい。にこやかに流せばOKだと思うんやけどなあ

ハンブルク行きへの乗り継ぎ時間はおよそ2時間ほど。
それよりももっと乗り継ぎ時間が短い人には、ファストパスのようなものがもらえるらしい。
この気配りはなかなかのもんだとは思うけれど、それなら空港内の無駄に多い階段を何とかしてくれ。
ヘルシンキ空港

入国審査を通った後はしばらくブラブラとしながら空港内をハンブルク行きの搭乗ゲート方面へ歩いていると、途中にムーミンショップを発見した。
さすがはトーベヤンソンの故郷だけれど、国際的にどれくらい人気があるんやろうか
日本人ぐらいしか喜ばないんじゃないかと思っていたら、案の定帰りは日本人ばかり店を見ていたので少し萎えた。
砂布巾
目が死んでますよ、お兄さん

 
Geisha
Geishaチョコ

入国審査なんかの手続きもあったので、空港内のオープンカフェでビールを一杯引っ掛けてしばらくしたぐらいには、もうハンブルク行きの搭乗手続きが開始になった。
案の定メタラー率が異様に高い。左右2列づつで100人位が乗れる飛行機だったけれど、おそらく1列1人以上がメタラー。
そりゃ飛行機で2時間程度でいける場所で、しかも国内線みたいな感じでWackenまで飛んでいければこうもなるよなあ。つくづくうらやましい環境だ。
ヘルシンキ空港 ハンブルク上空


2時間ぐらいのフライトの間はジュースとハム無しのサンドイッチ(もどき)をもらっての短い旅。
去年のホット山椒の悪夢は再来しなかったけれども、口の中がキュウリっぽくなった。
ハンブルク空港
ついに到着

空港から直接Wacken行きのシャトルバスが出ているけれど、今回も先にホテルに泊まるのでとりあえず街中へ移動することに。
去年はまだできていなかったS1が開通していたので、電車で中央駅まで20分程度でいけるようになっていた。
バスも悪くは無かったけれど、これは本当に便利だ。

中央駅に着いたのが19時を過ぎた頃。
次に駅に帰ってくるのが日曜で、商店は基本的にやっていない日になってしまうため
少し見てみたい店があるという相方の要望に応えてその店を探すものの…どうやら地図を上下左右正反対に見ていたらしい。
ホテル街を地図を片手にうろついていると、ネオナチっぽい外見の兄ちゃんに道を教えてもらった。

このネオナチっぽい兄ちゃん、ボソボソ喋る上にニコ中らしく、「煙草くれたら道教えてやる」と迫ってきたが
俺も相方も煙草を吸わないので持っていないと言うと、そのままボソボソと「日本は大好きだ」などと喋りながら、途中駅の向こうに上がっている気球に手を振ったりしながら道を教えてくれた。
そういえば、途中で中央駅の前を通る途中で道行く人に煙草をねだっていたけれども、当然もらえていなかった。

結局ボソボソ喋る上に見るからにネオナチっぽかった兄ちゃんだけれども、親切に道を教えてくれたお陰で目的の店に到着。
到着したのが20時頃だったので、結局30分位駅の周りを迷ってうろついていたことになる。
ハンブルク駅
この明るさで19~20時

でも営業時間が19時までだったので結局引き返した。

その後は中央駅からまた電車に乗ってこの日の宿へ。
日曜にフィッシュマルクトをやっているエルベ川沿いのホテルだったが、一人20ユーロという破格のくせに
部屋の中にトイレもシャワーもあるわ、ベッドは広いわ、立地も最高だわで文句言うところが全く無かった。
エルベ川

この日は駅前のカフェで軽く晩メシを食ったのだけれど、この時に店の兄ちゃんに「一番あんたが好きなビール」と聞いて出してもらったASTRAというビールがやたらとうまくて、今回は帰りまで事あるごとにこのビールを飲んでいた。
日本でどっかに売っていたら欲しいもんだ。
 
 
 
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