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2024年09月28日
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Wacken村に到着

2008年08月15日
前回の日記で言い忘れていた。

ハンブルクは(少なくともハンブルクは)性的に開放感のある街らしい。
世界に名だたるHentai国家日本でも、国内第二の都市の中央駅の目の前にSMショップが
隠す気も無く鎮座ましましていることはありえない。パチンコ屋が多いのはSEXショップより最悪だけど orz
ハンブルクに到着して泊まったホテルの界隈、さらにはホテルの1Fまでが見事にSEXショップだったのには
正直ながら日本男児として自信を持って閉口した。

俺ってやっぱ外人より日本人がすきなんよ orz
だから夜中の23時頃に…
って言うと日本だと深夜のイメージが強いけれど、そこらじゅうオープンテラスの店は営業中だわ電車は終夜運行してるわなので、日本で言えば20時過ぎの感覚だけれど。
ともあれ、23時頃に白人のにーちゃん共がSexショップの前にたむろしているのは精神上ヨロシクない。
しかもそのにーちゃん達、asaiさんと俺を見るや「Wacken?」と聞いてくる。
俺はどうすりゃいいんだ!
掘られるのか!?
とりあえずそいつらがノンケであることを祈りつつメロイックで適当に反応しといた。

ドイツから帰ってきて今日まで、なんとか俺のケツは無事だ。



閑話休題。馬鹿話を続けているのも疲れてくるので、少しは来年自分のためになる話をつらつら書きなぐろうと思う。

翌朝7時前に目覚めた俺が一番最初に思ったことが
「蝉いねえ!!」
なんていう日本人らしさ満点のアホな感想だったのは、今更ながら自分でへこみそうになる。
でも本当に蝉がいないだけでこれほどまでに朝が爽やかとは思わなかった。

荷物をまとめなおしながら、ハンブルクのRemedyRecordsから会場までバスで一緒に行くひよ子さんと連絡を取りつつ、朝飯を食いに食堂へ。
パン、ハム、チーズ、オレンジジュース。
ごはん、焼魚、漬物、味噌汁と同じぐらいに正統派世界の朝飯を食った後、8時過ぎに集合場所のハンブルク中央駅へと歩いていった。
そんな時間からSexショップやって客入るのかよ… orz

中央駅について、asaiさんと二人でぶらぶらとしていると明らかにWacken行きの連中が「電車シェアしようぜ~」と話しかけて来た。
昨日のノルウェー軍団といい、奴らはシェアが大好きらしい。
俺はあいにくイッツェホーには行かないけれど、asaiさんがそのルートなので見事に餌食になっていた。

シェア軍団と一度分かれてからハンブルク駅の中をうろうろしていると(ドイツの駅には改札が無い)
ひよ子さんがメシ食っているところに遭遇したので、店の前で待つことにして荷を降ろした。
sIMG_0124.jpg
ドイツの駅だと一人悶絶していると、雑用を足しにasaiさんが一度近くのポストを探しに行ってしまい
気がつけばハンブルクの駅で俺一人。やたらとテンションが上がるアホな俺。

そしてそのアホに話しかけて来た男が一人。
「あろー?どゆごなWacken?」
日本人のカタカナ英語ばりに怪しい発音のバックパックを背負った野郎に話しかけられた。
「あ~…I'm sorry to I can't speak English so well.」
今回のWackenへの旅で一番多く使った英語をここぞとばかりに使う俺。
そして奴が胸を張って答えた。
「Me too!」
マジかよ orz


俺のつたない英語でなんとかコミュニケーションを図ってみると、奴はペルーからやってきたらしい。
最初「ぴるー、ぴるー」と連呼しているのでヤクでもやってるのかと焦ったのは内緒だ。
すまん、ペルー野郎。

ちなみに発音は、ラピュタのパズーの発音で。
俺はそんなシータは願い下げだけど、確かに飛行石の一つや二つ持っている雰囲気はあった。


そんなペルー野郎と悪戦苦闘しているときに、やっと帰ってきてくれたasaiさんの助け舟もあったり
ひよ子さんがメシを食い終わったこともあって、いつのまにかムスカ大佐に連れ去られたペルー野郎のことを忘れて喋っていると、asaiさんがさっきのシェア軍団との待ち合わせ時間になったので先に出発。
残された二人で軽くソーセージでも食おうと思ったところ、なんともタイミングのいいところに日本人のメタラー様二人を発見。

さっそく絡む。

朝っぱらから遠い場所でご迷惑おかけしました orz


聞 けば関東からやってきた方々とか。他にも一緒に来た人がいるとのことだったけれど、とにもかくにもソーセージ食いながらしばらく談笑させてもらいつつ、 ソーセージのうまさ(ちなみに本気でソーセージだけ。でもうまい。でもってでかい。)に感激しつつ、健闘を祈りあってこちらはRemedyRecords へ。


ハンブルク中央駅から、感覚的に言えば大阪環状線や阪神電鉄みたいな超近距離列車(Sバーンの11番)に乗って3駅目で降りて、すぐそこの交差点を曲がったらあっさりと世界のメタラーさんが集合している黒いエリアを発見した。
「ああ…あれか…」と感慨深げに眺めながらその場へ向かっていると
「お疲れ様で~す」なんて日本語が聞こえてきた。
一瞬で素に戻って「あ、お疲れ様です」
なんて返したところに現れたのがmixiで今から乗るバスの予約やら何やらお世話になりまくったしぶさんが登場。
定時ダッシュしたところに「今日のみに行こう」って誘ってくれる人ぐらいの"いつものノリ"で登場したしぶさん。
お陰でかなり助かりました。

各国のメタラーさんたちがたむろしている中、バスを待ちながらRemedy Recordsの中にあったMANOWARのピクチャーレーベルLPに萌えつつ、なぜか帯付日本盤がちらほら見える商品を物色したりしていたけれど
正直なところ、相当なレアでない限りは向こうで買い込んでくるよりも日本で買ったほうが安いのは間違いないようです。
sIMG_0127.jpg
なぜかRemedyの道の反対側の写真をとっている俺。

正直なところ、中古専門?という雰囲気もあったけれど
店頭に並んでるCDはDiskHeavenやBlurbellの方が圧倒的に多い!!

でもLPは燃えどころが勢ぞろいしてる。


あらかた見終えてすぐにバスが到着したので、日本人3人でバスに乗り込んだ。
…俺だけ横に外人さんがいるんですが orz

隣の外人は、イギリスから来たミッチーという奴だった。
相変わらずつたない英語でなんとかコミュニケーションをとろうとする俺。
ミ「俺の名前って、日本じゃ女の子の名前なんだろ?凹むんだよな」
俺「いやいや、男でも女でも、名前じゃなくてニックネームに使うんだよ」
フォローはばっちり。
ミッチーも「そうなのか、ニックネームなら安心だよ」と喜んでくれたが




なんっつーか、ごめん。ミッチー。




で、結局俺があまり喋れなかったこともあり
予想されていたメタル大合唱バスにならなかったこともありで静かにバスは会場に向かって走っていった。

途中からやたらと欧米の昔話に出てきそうなレンガ造りの家が普通に現れたり
煙突のてっぺんに鷺みたいな鳥が巣を作っていたり、牛がそこらじゅうで飼われていたり
どこを切ってもヨーロッパ(児童小説のクラバートみたいな)といった雰囲気の中を走ること、およそ1時間30分。
何にも無い牧場の横の道が急に天国への入り口になった。
sIMG_0128.jpgsIMG_0129.jpg
Welcome to Wacken!!
バスの運転手のおっさんの声と共に盛り上がる車内。
バスを降り、Wackenの土を踏む感動の一瞬。


辺りに立ち込める簡易便所の肥しの臭い。
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Comment
SEXショップ…?(^-^;
いちいちめっちゃ詳しいので、超懐かしいです~。
来年のために、このサイト、残しといてな。
…って、もう来年も行くつもりやったりして…(^-^)
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